スマホ・ネット依存
- 脳や視覚の発達阻害といかに対峙するか-

 世界的ベストセラーであったアンデシュ・ハンセンの『スマホ脳』は、スマホの使い方に疑問を抱いていた世界中の皆さんの危惧を明確にしました。
 しかし、本書はエビデンスが不足しています。
 講演では演題の「事実」を、日本の脳科学者が明らかにしたデータに基づきお話しします。また、最近取り上げられるようになった「強度近視」「両眼視機能異常」(2014年)についても、エビデンスが明確になってきました。
 講演者は医学の世界でなく教育学の世界にいます。専門的知識がなくても理解していただける講演を心がけてきました。今回は、乳幼児支援者・保護者も視野にしております。
 前回、好評でした大谷先生の講演、皆さまのご参加をお待ちしております。

日 時
2023年11月25日(土) 13:30 ~ 16:30
会 場
としま区民センター 会議室504 + Zoom
講 師
大谷 良光
参加費
新医協会員 2,500円 / 一般 3,500円
定 員
会場40名/Zoom 100名

申込方法
メール(自動返信メールの内容に沿って)・FAXでお申込み後、下記口座等に参加費をお振込み下さい。
ご入金確認後に受講票(ID,PW)等をお送りいたします。
※申込は資料を郵送いたしますので講演日の2週間前(11月11日)で締め切らせていただきます。

郵便振替
00110-4-193012 新日本医師協会東京支部(通信欄に講演名・参加者名を明記)

【会場案内】
としま区民センター 会議室504
(東京都豊島区東池袋1-20-10 5階)
※地図はこちらからご確認いただけます

【Zoom受講にあたりお願い】
私たちは、会場で対面して受講するような環境を目指しています。
●受講中は、「顔を映すこと」と「名前の表記」が必須になります。講義中に一定時間顔が映らない際は、「待機室」に移動しますのでご注意ください。もし端末機器から離れる際は、「チャット」機能で " 新医協事務局あて" に、その旨を伝えて下さい。匿名参加者を交えては気持ちよく問いかけが出来ません。匿名性が担保されてしまうネット上では、情報の漏洩が簡単になされてしまいますので、規制を強くしていますことご了承下さい。
●本配信の録画・録音は元より、講義資料のコピー厳禁、SNS 等や第三者へのURL 転送、転記は固くお断りいたします。
●当日のキャンセル・不参加による払い戻しはいたしません。

大谷 良光(おおたに よしみつ)

青森大学客員教授 (元弘前大学教育学部 教授) 
子どものネットリスク教育研究会 代表
ネット健康問題啓発者養成全国連絡協議会 共同代表

【プロフィール】
1948年 長野県松本市生まれ
1972年 信州大学教育学部卒業
1990年 東京学芸大学大学院教育学研究科修了
1972年 東京都公立中学校着任。以後28年間、生活指導畑で問題行動を抱える生徒と向きあう。
2001年 弘前大学教育学部技術教育講座着任。
2008年 弘前大学ネットパトロール隊設立。青森県、弘前市教育委員会から依頼され「学校裏サイト」等の見守り活動を開始。
2009年 弘前大学「ネット&いじめ問題」研究会設立。弘大ネットパト隊学生、研究会メンバーとともに、講演や出前授業、チラシや冊子の作成等啓発活動や青森県内のネット利用実態調査など実施。以後現在まで継続。
2014年 弘前大学定年退職。ネット活動は、退職後も継続。
2015年 活動の拠点を東京に移し、弘大研究会の継続組織として「子どものネットリスク教育研究会」を設立。代表
2017年 「ネット健康問題啓発者養成全国連絡協議会」設立。共同代表 
2019年 青森大学客員教授 着任

【著書・論文】インターネット問題関連に限定
○単著『子どもの生活概念の再構成を促すカリキュラム開発論』(学文社2009)、
○編著『2013年版 子ども支援者のためのネットリスク教育テキスト』(新日本教材社2013)
○編著『ネットスマホの長時間接触による健康被害の実際と対策~ネットリス啓発者と保護者のテキスト~』(ネット健康問題啓発者養成全国連絡協議会テキスト部)2019
○編著『今 子どもの目が危ない』(ネット健康問題啓発者養成全国連絡協議会出版部)2022
○論文「学校におけるいじめの構造と克服への路」(弘大生涯学習センター紀要2008)、
○論文「インターネット利用における不快・恐怖体験(嫌な思い)に関する調査研究」(弘前大学教育学部紀要第108号2012)、
○「ネットリスク教育論の試み」(弘前大学教育学部紀要第111号2013)、
○「ネット毒牙から子どもを守るネット・ケータイリスク教育のカリキュラム開発~青森県の中学生を対象にして」(マツダ財団研究報告書VOL.26 2014)、 他多数。