小児保健研究会
- 第8回小児保健研究会
- 日時:2024年12月10日(火)19:00〜20:40
会場:オンラインZoom
参加費:新医協会員 無料 /一般 1000円
<テーマ>
子どもらしさを保障し、職員が楽しみ・保護者が応援したくなる園
遊びを通して大人も楽しむ 私たちは子どもを育むために何をすべきか
【参加申込】
氏名・職種・勤務先・新医協会員or一般を明記のうえ、新医協へ「小児保健研究会 参加希望」とメールをください(honbu@shinikyo.com)。折り返しご連絡させていただきます。
- 第7回小児保健研究会
- 日時:2024年8月27日(火)19:00〜20:40
会場:オンラインZoom
参加費:新医協会員 無料 /一般 1000円
震災など怖い思いや体験をすると、大人だけでなく幼い子どもも大きなストレスや不安を感じます。すると子どもたちには、下痢や便秘、睡眠リズムの乱れなどの身体の変化や、かんしゃく、落ち着きがなくなる、おもらしなどさまざまな反応があらわれることがあります。そして回復の鍵となるのが大人との安心できる関係性や存在です。どのように回復していくのか、また遊びの中で大人にできるサポートなどをお話ししていただきます。
<テーマ>
怖い思いをした子どもが遊びの中で回復していくとき ―大人にできること―
東京都内の区立教育相談所での心理相談を経て、栃木にきてからは十数年、乳幼児から高校生までの子育て相談、トラウマを抱えた大人の方の相談に従事してきました。東日本大震災の際は5年間、園の先生方や保護者の方を対象とした震災支援活動に携わりました。圧倒されるような怖い体験をした子どもたちは、身近な大人に支えられ、遊びや暮らしの中で安心を回復していきます。今回は経験と学んだことを分かち合い、皆様からもご経験をシェアしていただき、子どものもつ回復力とそれを支える大人のあり方や関わりについて、語り合えたらと思います。
👤松岡展世(臨床心理士、公認心理師、宇都宮共和大学子ども生活学部准教授、日本プレイセラピー協会理事)
- 第6回小児保健研究会
- 日時:2024年7月11日(木)19:00〜20:40
会場:オンラインZoom
参加費:新医協会員 無料 /一般 1000円
母乳育児相談室を開業して20年。その間、東日本大震災やコロナ禍を経験してきました。相談室では乳房トラブルや授乳、乳房ケアが中心ですが、離乳食や偏食、睡眠、排泄など、相談内容は多岐にわたります。
相談室でのエピソードも含め、母乳育児や母子・家族支援について報告していただきます。
皆さまのご参加をお待ちしております。
<テーマ>
「母子支援から子をとりまく家族の支援へ」
1983年助産師免許取得後、総合病院の産婦人科に勤務。お産にかかわる助産師の仕事が大好きでずっと病院で仕事をするものと思い込んでいました。
転機が訪れたのは自身の子育て中です。病院勤務中では気づかなかった退院後のお母さまや赤ちゃんのこと。その後赤ちゃんの成長に伴う不安や心配事など、お母さまたちと触れ合う中でひしひしと肌で感じました。
お母さまだけでなく、子育てをする家族みんなの力になりたいと母乳や子育ての相談ができるよう、 2004年に母乳育児相談室を開業しました。
👤加藤美江子(宮城県 かとう母乳育児相談室 助産師)
- 第5回小児保健研究会・第3回歯科部会 合同
- 日時:2024年5月21日(火)19:00〜20:40
会場:オンラインZoom
参加費:新医協会員 無料 /一般 1000円
明治に入り日本の歯学教育は医科から分離され独自の発展を遂げたものの、保健の分野に至るまで医科や歯科の成果が切り離されてきました。 こうした反省から人間の健康丸ごとを両科の視点で見なおす動きが拡がっています。
誤嚥性肺炎の予防としての口腔ケアや人生の最終期でも口から食べる摂食嚥下の支援などで両科の協働が進んでいます。
今回は子どもの発達の視点に立って歯科臨床を続けて来た高島歯科医が地域の親や保育者と共に進めてきた「保育歯科」を紹介してもらいます。
<テーマ>
「子どもの口腔発育のつまづきを支援する保育歯科の試み」
自分と同じ顔をした人はいません。同じ遺伝子の双子も育つにつれどんどん顔つきは違ってきます。顔は履歴書であり、これまでの成長過程での生命活動の様子、親子関係、性格、社会的境遇などが記されます。そこには保育に関わる方々との楽しい生活の思い出も当然含まれます。その履歴書の読み解き方を今回は口を中心に紹介したいと思います。その中で口の成長を通じ子どもの将来の幸せを願う私が行っている保育歯科についてご理解いただければ幸いです。
👤高島 隆太郎(歯科医師)
- 第4回 小児保健研究会
- 「公立保育園の今は 保育者の伸びやかさが子どもの自由を伸ばす」
多くの自治体が経費節減を口実に公立病院、保健所統廃合を進め、公立保育園を民営化しています。しかし医療や保健・保育は住民に必須のもので、公的に運営することで、あるべき保育規準や保育者給与水準などをリードする上で必須の存在です。
一方で行政ルールや伝統に縛られ公的保育所がややもするとお仕着せの保育に偏りがちです。
私立の保育園でも株式会社の参入などがあって厳しい労働環境で保育せざるを得ない面があります。しかしそれぞれの園が個性を発揮し、子ども中心の大胆な保育を自在に展開している面もあります。
今回の研究会で公立・私立の保育者が互いの経験を交流し合い、まずは保育者がのびのびと保育できる環境をどう作るかをざっくばらんに話し合いましょう。それこそが、子どもが自分を発揮しのびのびと育つ条件だからです。
<話題提供>
公立保育園の今!を知りたい
日々子ども同士の予想外の行動や遊びに感動し学びながら”子どもも自分も楽しい保育“を目指し、新しい学びを求めて日本中を飛び回っています。しかしそんな場で公的保育の保育者にお会いするものの、本質を伺う機会があまりなく、気がかりです。前回は自分の保育への思いを存分に語りましたので、今回は公・私の保育者が互いの思いを語りあう場にしたいと思います。
松本 直子(ローゼンかみやま保育園 保育士)「もう1人保育士を」運動に啓発されて
保育士の配置基準は75年変わっていません。安全に保育をしたい、安心して保育を受けてほしいという名古屋市の保育士たちの声が全国に渦巻き、厚生労働省まで動かした。保育の主体はこどもたち。こどもらしい育ちを保障するには、保護者が安心して預けられる保育園でなくては、安心して仕事にいけない。こどもの発達を保障しながら公立保育園保育士として日々奮闘しつつ、区職委員長として活躍を期待されながらまだまだひよっこの私は二刀流で少しずつ前進しています。公立保育園の良いところ、改善した方が良いところなど課題を提起したいと思います。
高橋 直子(江東区立保育園 保育士 )
会場:オンラインZoom
参加費:新医協会員 無料 / 一般 1000円
- 第3回 小児保健研究会
- “子育て”は大人が子どもを育てようとすること。
“子育ち”は子どもが育とうとする意欲を大人たちが受けとめ伸ばすこと。
子どものからだとこころを専門職が寄り集まって科学し,子ども自身が輝く世界を作りたい。そんな思いで新医協には保育士や保健師、養護教諭、鍼灸師、小児科医師、小児歯科医師が集まっています。
第3回小児保健研究会を開催しますよ〜。みんなあつまれ〜。
<話題提供>
保育士 のあるある談義“0,1歳児編”
👤松本 直子(ローゼンかみやま保育園 保育士)
日時:2023年12月5日(火)19:00~21:00
会場:オンラインZoom
参加費:新医協会員 無料 / 一般 1000円
- 第2回 小児保健研究会
- 新医協は母子保健や子どもの発達をめぐる講演会を長年にわたって開いてきました。
今回お話していただく、森越初美さんは、元小児総合医療センター(東京都)の看護師で、新医協の会員です。医療的ケア児とその家族に対する支援のなかで、退院には多職種の連携が欠かせません。森越さんの専門は退院の準備です。医療的ケア児の支援にかかわるすべての人のために、医師、看護師、医療ソーシャルワーカー、心理士、理学療法士、相談支援専門員などの多職種でまとめた書籍をつくりあげました。
職種を問わず知っておきたい知識、医療的ケアの実践、在宅支援、在宅生活における工夫など、支援についてお話を聞き、質問、交流をしませんか。
<話題提供>
在宅支援のポイント - 社会生活のために -
👤森越初美(看護師/元小児総合医療センター)
日時:2023年5月20日(土)14:00~16:00
会場:新医協事務所+オンラインZoom
参加費:無料
定員:事務所10名/Zoom50名
「みんなでできる医療的ケア児 サポートBOOK」
出版社:照林社/発売日:2022年8月31日
編著:冨田直、鎌田美恵子、森越初美、小川一枝
※お求めは書店やインターネットでお願いいたします。写真やイラストを多用しているため、はじめて医療的ケア児にかかわる人にもおすすめの一冊。医療機関だけでなく、在宅、保育園、学校、福祉施設など、さまざまな現場でご活用ください。
【参加申込】
氏名・参加方法・職種を明記のうえ、新医協へ「小児保健研究会 参加希望」とメールをください(honbu@shinikyo.com)。折り返しご連絡させていただきます。
- 第1回 小児保健研究会
- 新医協は母子保健や子どもの発達をめぐる講演会を長年にわたって開いてきました。保育士や保健師、養護教諭、小児科医師など子どもをまもる専門職の方が増えています。新医協ではそうした会員の要求に応え、小児保健研究会を発足させることになりました。
“子育て”は大人が子どもを育てようとすること。
“子育ち”は子どもが育とうとする意欲を大人たちが受けとめ伸ばすこと。
保育者や保健師などの熱意から、ついつい子どもを引き回しがちの働きかけを見直し、子どもをでんと真ん中に据えたとき、驚くほど子どもたちの瞳が輝きます。
第1回目の研究会では2人に話題提供してもらいます。
<話題提供>
①三列目の保育
保育者に話しに来る一列目、その順番を待つ二列目、それを遠くから観ているだけの三列目の子。
その子こそ今、保育者を必要としている
👤岩倉政城(新医協顧問 尚絅学院大学名誉教授 元同大学附属幼稚園長)
②子どものこころとからだを大切にした保育を
今ある子どもの姿から出発して
👤橋本真琴(あおぞら谷津保育園 主任保育士)
日時:12月10日(土)14:00~16:00
参加費:新医協会員 無料/一般 1,000円
会場:新医協事務所 +オンラインZoom
定員:事務所15名/Zoom50名