- 第7回歯科部会・第12回小児保健研究会 合同
- 日時:2025年11月5日(水)19:00〜20:40
会場:オンラインZoom
参加費:新医協会員 無料 /一般 1000円
伝統に学ぶ、日本の子育て再考 ~先祖の知恵と現代科学の対話~
日本はその地理的特性ゆえに、他民族からの侵攻を受けにくく、長きにわたり独自の文化を成熟させてきました。その中で形成された日本古来の子育て方法には、自然と共存しながら子どもの身体的・精神的・社会的発達を支える多くの工夫が込められています。
明治維新以降、日本は急速に西洋文化を取り入れ、子育てにおいてもその影響を強く受けました。現在、多くの育児スタイルは西洋化されており、日本古来の育児法は見直される機会が減少しています。
本セミナーでは、「乳幼児に野菜のへたを持たせる歯固め」「畳の目地を舐めることと免疫の関係」「おんぶによる視覚発達と自立促進」など、先人の知恵に現代の科学的根拠を照らし合わせながら、伝統的育児法の意義と可能性を検証します。また、参加者自身の体験や意見をもとに、活発な討論と次世代育児への応用を探ります。
単なるノスタルジーではなく、過去から未来への知的継承を目指す本セミナーは、子育てに携わるすべての方に新たな気づきを提供します。
キーワード:日本文化、伝統育児、子育て、免疫、発達心理学、衛生仮説、身体発達、おんぶ、自然育児
高島 隆太郎(たかしま りゅうたろう)
タカシマデンタルクリニック院長 歯科医師
1979年大阪生まれ。2003年大阪歯科大学卒業後に同大学大学院に進学し健康医学に関する研究に従事し研究者を目指す。2004年小児歯科専門医であった父の他界ともに研究者となる道から歯科臨床家へと志を変更。2007年大阪歯科大学大学院口腔衛生学修了(博士号取得)。2008年タカシマデンタルクリニックを開業し、予防歯科医学を中心に据えた診療を行う。
その後2人の娘を授かったことを契機に子どもの発育を身近に感じるようになり現在は子どもの口だけでなく生活リズム、睡眠、遊びなど子ども全体を見る診療(保育歯科)を行っている。また口腔機能の質は人生早期に決定するため月一の「赤ちゃんとお母さんの母親教室」を10年間行ってきた。最近その内容を一冊の絵本にして子育て中の全国のお母さんたちに頒布する活動を行っている。
<著書>共著『全身に目を向けて、変わる、広がる 子どもの口腔機能を育む取り組み』(2019 クインテッセンス株式会社)、『タカシマ先生の健口な子育てえほん』(2024)【参加申込】
氏名・職種・勤務先・新医協会員or一般を明記のうえ、新医協へ「歯科部会 参加希望」とメールをください(honbu@shinikyo.com)。折り返しご連絡させていただきます。 - 第6回歯科部会・第11回小児保健研究会 合同
- 日時:2025年7月29日(火)19:00〜20:40
会場:オンラインZoom
参加費:新医協会員 無料 /一般 1000円
子どもと保育者があそびを極めて紡ぎだすのびのび保育を語っているうちに、先回は子どもの発達と食べものについて話題が拡がりました。
そこに参加してくださった九州の宮崎市サンキッズ保育園では、口の発達を意識した保育実践をしているそうです。園開設は矯正・小児ひまわり歯科の柿崎院長で、歯科臨床と子どもの発達の統一をめざす野心的な園です。
今回はサンキッズ保育園の園長さんと栄養士さんに、口を育てる保育実践を話していただきます。
生きるために必要な口を育てる保育実践
当園は、矯正・小児ひまわり歯科併設の保育園で、口腔育成に特化した保育を行っています。保育のベースには『さくら・さくらんぼ保育』を取り入れています。大きな園庭はないものの、周辺にある公園や広場を用途に合わせて選び園外活動を行い、常に自然を肌で感じ、『遊び込む』ことができる環境作りを心掛けています。その中でも『泥んこ遊び・土手のぼり・水遊び・散歩』は欠かせません。保育者が率先して楽しむことで『楽しい』を伝えるようにしています。また、『口はいのちの入り口』ということで口のトレーニング(遊び)を毎日約15分間行っています。なかなかじっと座ることのできない未満児さん達ですがトレーニング中は集中してくれています。子ども達の健康的な成長発育をサポートしながらサンキッズ独自の口腔育成に特化した保育を紹介したいと思います。
👤酒井慎太郎(サンキッズ保育園園長)
口の機能を育てる食事
近年、『食べる機能の発達』に対して関心が高まる中、乳幼児からの適切な食の提供が、口腔機能の発達に大きく関与してることが分かってきました。また、かたいものや野菜嫌い、うまく噛めない・呑み込めない子どもが多く見られるようになり、その背景には簡単にできるレトルト食品や、麺類の普及、食の欧米化などがあると感じます。
サンキッズ保育園の給食では、根菜類を中心とした和食を提供し、味覚、嗅覚などの五感を育み、噛む回数を少しでも多く行えるようにしています。また管理栄養士だけではなく、保育士、併設する歯科医師、歯科衛生士と連携を取り、しっかりと噛めて食べることが好きな子を育てています
👤横山和加子(サンキッズ保育園管理栄養士) - 第5回歯科部会
日時:2025年2月5日(水)18:30~20:30
会場:新医協事務所+オンラインZoom
参加費:無料
第5回の歯科部会は、吉田心一先生にお願いしました。先生は長年にわたって在宅診療及びVEを用いた診断、診療を行って来ました。現在、摂食嚥下トラブルや口腔関連フレイルの予防が、様々に取り組まれています。その先鞭をつけられ、多くの事例をお持ちの吉田先生のお話を楽しみにしています。
<テーマ>
在宅での嚥下治療を通して感じたこと
👤吉田 心一(大田歯科/歯科医師)
吉田 心一 (よしだ しんいち)
大田歯科/歯科医師
毎日往診で経験してきた臨床現場の摂食嚥下に取り組んだ経験をご報告させていただきます。
嚥下内視鏡(VE)を用いた臨床経験や往診でのヒントや工夫を交流出来れば幸いです。
- 第4回歯科部会
日時:2024年9月17日(火)18:30~20:30
会場:新医協事務所+オンラインZoom
参加費:無料
超高齢社会の中で歯科の外来にかかることができなくなる方が増えています。全国の歯科診療所のうち、訪問歯科診療はわずか5%といわれています。
口腔ケアは歯科衛生士がするものではなく日常業務として看護師が口腔ケアチームの活動として実践しています。病院と歯科診療所の連携が進んでいます。
中澤先生は、訪問歯科診療部という独立した部門をつくり地域を自在に動き回り口腔ケアステーションも併設し歯科衛生士が地域に密着して生活支援をすることが夢と言っています。
<テーマ>
人は口からダメになる しかし人は口から再生する
👤中澤 桂一郎(利根歯科診療所 所長/歯科医師)
- 第3回歯科部会 ・ 第5回小児保健研究会 合同
- 日時:2024年5月21日(火)19:00〜20:40
会場:オンラインZoom
参加費:新医協会員 無料 /一般 1000円
明治に入り日本の歯学教育は医科から分離され独自の発展を遂げたものの、保健の分野に至るまで医科や歯科の成果が切り離されてきました。
こうした反省から人間の健康丸ごとを両科の視点で見なおす動きが拡がっています。
誤嚥性肺炎の予防としての口腔ケアや人生の最終期でも口から食べる摂食嚥下の支援などで両科の協働が進んでいます。
今回は子どもの発達の視点に立って歯科臨床を続けて来た高島歯科医が地域の親や保育者と共に進めてきた「保育歯科」を紹介してもらいます。
<テーマ>
「子どもの口腔発育のつまづきを支援する保育歯科の試み」
自分と同じ顔をした人はいません。同じ遺伝子の双子も育つにつれどんどん顔つきは違ってきます。顔は履歴書であり、これまでの成長過程での生命活動の様子、親子関係、性格、社会的境遇などが記されます。そこには保育に関わる方々との楽しい生活の思い出も当然含まれます。その履歴書の読み解き方を今回は口を中心に紹介したいと思います。その中で口の成長を通じ子どもの将来の幸せを願う私が行っている保育歯科についてご理解いただければ幸いです。
👤高島 隆太郎(歯科医師)
【参加申込】
氏名・職種・勤務先を明記のうえ、新医協へ「歯科部会 参加希望」とメールをください(honbu@shinikyo.com)。
折り返しご連絡させていただきます。
- 第2回 歯科部会
- これまで演者は地域の歯科開業医として歯科訪問診療も随時行ってまいりました。その内容は義歯調整や口腔ケア、簡単なう蝕処置が主体のものでした。
ところがここ数年自分の父母が在宅介護となり、特に父が一昨年在宅で看取るという事態に直面しました。凄腕のヘルパーさんが父の食事介助をしていく姿を見る中で、自身の訪問歯科診療の足りなかった部分を痛感し、方向性を見直さざるを得なくなりました。
自身の研鑽の根本的な見直し・地域の介護関連事業所との連携の模索・訪問先の利用者さんへの指導の変化などを通じて、今後の訪問歯科診療のあるべき方向性についてご一緒に考えてみたいと思います。
<テーマ>
これから真に地域の利用者さんに必要とされる歯科訪問診療とは?
ー 他職種連携を基本とした利用者さんの口腔機能向上、生活援助の視点をもとう ー
👤松下 寛(まつした歯科 歯科医師)
日時:2023年6月18日(日)13:30~15:30
会場:新医協事務所+オンラインZoom
参加費:無料
- 第1回 歯科部会
歯科部会は1970年代小児う蝕の爆発的増大を機に、部会として定期的に開いてきました。その後関連する多くの分野と共同し、シンポジウムや講演会等活動を行い、歯科医療の改善に貢献しました。今回、皆さまとともに部会を再開し、歯科分野の課題や変化を検討しようと思います。
第1回は最近入会された沖縄の島袋先生から、小児歯科として「沖縄の子どもたちの今」のテーマで報告をしていただきます。多職種の皆さまの参加を歓迎します。
<プログラム>
開会挨拶・経過報告
👤会沢智也(みその歯科 歯科医師)
沖縄の子どもたちの今 ~小児歯科から思うこと~
👤島袋郁子(沖縄 おさむファミリー歯科クリニック 歯科医師)
日時:2023年3月19日(日)14:00~16:00
会場:新医協事務所+オンラインZoom
参加費:無料
島袋 郁子
おさむファミリー歯科クリニック 副院長
1994年 岡山市産婦人科三宅医院に併設される、母と子のハロー歯科開設に夫と関わり、小児歯科担当。生まれる前からのマタニティ、赤ちゃん歯科のご縁が始まる。
1996年 沖縄県宜野湾市にて、おさむファミリー歯科クリニックを夫とともに開業 長男29歳:営業マン、次男20歳:心優しい美大生、三男16歳:10年おっぱい星人からゲーマー。
子育てはとにかく失敗ばかり、授乳生活13年、手抜きの育児で学んだエッセンスをもとに、生まれる前からのお口育て、顎育て、赤ちゃんケア、母乳育児支援、子育て支援につとめています。生まれ変わったら助産師になりたい歯科医が関西弁で熱く楽しくお話します。
沖縄小児歯科研究会理事、赤ちゃん大学講師
<所属>
日本小児歯科学会、日本小児保健協会、全国小児歯科開業医会( JSPP )、顎顔面口腔育成研究会( JACG )、赤ちゃん歯科ネットワーク、NPO法人母子フィジカルサポート研究会、NPO法人日本ラクテーション・コンサルタント協会 (JALC)、 日独小児靴学研究会 (JAGGS)
<認定>
細胞環境デザイン学認定医、うたに合わせて身体調和体操マスタートレイナー、メディカルHSP 、 HSC 、 HSS カウンセラー 、 国際ボディーランゲージ協会認定講師 、体軸ファシリテーター、体軸ベビー 講師

