コロナ禍で考える!
子どものからだと心
日本の子どものからだと心は、以前から試練に見舞われていました。そのことは、国連子どもの権利委員会からの「社会の競争的な性格により子ども時代と発達が害されることなく、子どもがその子ども時代を享受することを確保するための措置を取ること」という勧告にも表れています。
ところが、この2年はさらなる試練が子どもたちを見舞うことになりました。新型コロナウイルスの猛威がそれです。この間、私たちの生活は一変しました。子どもたちも例外ではありません。毎朝の検温も、マスクの着用も、給食の黙食も、さらにはタブレット学習も日常になりました。このような変化が子どものからだと心に及ぼす影響が小さくないことは想像に難くありません。
このような時だからこそ、子どものからだと心の現実を知る必要があると思います。そして、その現実に基づいて、子どもの「育ち」と「学び」についてみんなで考えてみましょう。
- 日 時
- 2022年6月30日(木) 18:30 ~ 21:00
- 会 場
- Zoom
- 講 師
- 野井 真吾
- 参加費
- 新医協会員 2,500円 / 一般 3,500円
- 定 員
- Zoom 100名
申込方法
メール・FAXでお申込後、郵便局備え付の振込用紙で下記口座に参加費をお振込み下さい。
ご入金確認後に受講票(ID,PW)等をお送りいたします。
※コロナ対策によりお時間がかかりますので、締め切り日間近の時は必ず電話での確認をお願いします。
※申込は資料を郵送いたしますので講演日の2週間前(6月16日)で締め切らせていただきます。
郵便振替
00110-4-193012 新日本医師協会東京支部(通信欄に講演名・参加者名を明記)
【Zoom受講にあたりお願い】
私たちは、会場で対面して受講するような環境を目指しています。
●受講中は、「顔を映すこと」と「名前の表記」が必須になります。講義中に一定時間顔が映らない際は、「待機室」に移動しますのでご注意ください。もし端末機器から離れる際は、「チャット」機能で
" 新医協事務局あて" に、その旨を伝えて下さい。匿名参加者を交えては気持ちよく問いかけが出来ません。匿名性が担保されてしまうネット上では、情報の漏洩が簡単になされてしまいますので、規制を強くしていますことご了承下さい。
●本配信の録画・録音は元より、講義資料のコピー厳禁、SNS 等や第三者へのURL 転送、転記は固くお断りいたします。
●当日のキャンセル・不参加による払い戻しはいたしません。
野井 真吾
日本体育大学 体育学部健康学科 教授/子どものからだと心・連絡会議 議長
教育生理学、学校保健学、発育発達学、体育学を専門領域として、子どもの“からだ”にこだわった研究を続けている。具体的には、子どものからだ、心、生活が「どこかおかしい」「ちょっと気になる」という保育・教育現場の先生方、あるいは子育て中のお母さん、お父さんの“実感”をたよりに、子どもの“からだ”にこだわって“事実”を明らかにし、その“実体”を追究する研究活動に努めている。
主な著書に『新版からだの“おかしさ”を科学する』(かもがわ出版)、『子どものからだと心白書』(ブックハウス・エイチディ)、『正しい姿勢で元気な体』(金の星社)、『めざせ!からだはかせ
全4巻』(旬報社)、『からだの元気大作戦!』(芽ばえ社)、『子どもの体温と健康の話』(芽ばえ社)、『子どものケガをとことんからだで考える』(旬報社)、『ここが“おかしい”!? 子どものからだ』(芽ばえ社)、『学校で実践!子どものからだ・心づくり』(教育開発研究所)、『きらきらキッズに変身』(かもがわ出版)、等がある。