子どもの心を育む
子どもと心を通わせ、主体としての心の育ちを支えるために
現代は「子どもに力をつけさせる」ことが、もてはやされる社会です。ですが、大人の方がそのような構えをもって子どもに向かうほど、子どもと大人の「心」はすれ違っていくのではないでしょうか。子どもと心を通わせ、子どもの心を育てていくことの大切さに、今改めて目を向ける必要があります。
今回の講演では、子どもの心の育ちとは何か、それを支えていくために保育者にどのようなことが求められるのか、基本的なイメージをお話しできればと思います。また、そのイメージを日々の実践につなげていくために、いくつかの保育場面のエピソードを取り上げ、そこで生じている子どもと保育者の心の交流や子どもの心の変化を具体的に読み解いていきます。
- 日 時
- 2022年5月31日(火) 18:30 ~ 21:00
- 会 場
- Zoom
- 講 師
- 大倉 得史
- 参加費
- 新医協会員 2,500円 / 一般 3,500円
- 定 員
- Zoom 100名
申込方法
メール・FAXでお申込後、郵便局備え付の振込用紙で下記口座に参加費をお振込み下さい。
ご入金確認後に受講票(ID,PW)等をお送りいたします。
※コロナ対策によりお時間がかかりますので、締め切り日間近の時は必ず電話での確認をお願いします。
※申込は資料を郵送いたしますので講演日の2週間前(5月17日)で締め切らせていただきます。
郵便振替
00110-4-193012 新日本医師協会東京支部(通信欄に講演名・参加者名を明記)
【Zoom受講にあたりお願い】
私たちは、会場で対面して受講するような環境を目指しています。
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●当日のキャンセル・不参加による払い戻しはいたしません。
大倉 得史 (おおくら とくし)
京都大学大学院人間・環境学研究科 教授
兵庫県川西市子どもの人権オンブズパーソン
専門は発達心理学、保育学、法心理学。公認心理師、臨床心理士。
主な単著に『拡散 diffusion―「アイデンティティ」をめぐり僕達は、今』(ミネルヴァ書房)、『大学における発達障害者支援を考える』(中川書店)、『語り合う質的心理学』(ナカニシヤ出版)、『育てる者への発達心理学―関係発達論入門』(ナカニシヤ出版)、『「語り合い」のアイデンティティ心理学』(京都大学学術出版会)など。その他共著に『保育の心理学Ⅰ』(大学図書出版)、『アイデンティティ研究ハンドブック』(ナカニシヤ書店)、『尼崎事件―支配と服従の心理分析』(現代人文社)、『子どもとむかいあう 教育・保育実践の記述、省察、対話』(Ratik)、『先生、ボクたちのこときらいになったからいなくなっちゃったの? 子ども不在の保育行政に立ち向かう』(ひとなる書房)、『あなたと生きる発達心理学』(ナカニシヤ出版)、『子ども家庭福祉専門職のための子育て支援入門』(ミネルヴァ書房)など。