東北・宮城支部

第5回 新医協(新日本医師協会)
東北・宮城支部 市民講演会

1. みちのく潮風トレイルを歩く
「みちのく潮風トレイル」は東日本大震災からの復興に資するため環境省が策定した、八戸市蕪島から相馬市松川浦までをつなぐ全長1000キロを超える歩く道です。
東北太平洋沿岸ならではのダイナミックで美しい景観と、そこに住む人々のくらし・歴史・文化に直接触れることを通じて、また歩く中で生まれる人と人との温かな交流やご当地グルメを楽しみながらの健康づくりが可能なトレイルとして今、注目の場所です。
👤川崎 秀行 (認定特定非営利活動法人みちのくトレイルクラブ 応援会員)

2. 病と美術
 「病(やまい)」と「美術」のかかわりについて、前半は「病」を表した美術作品をいくつか紹介し、後半では「美術」が「病む人」にとってどんな意味を持つのかみなさんといっしょに考えたいと思います。
👤井上 研一郎 (宮城女子大学名誉教授、美術史研究)

日時:2025年3月21日(金)18:15‐20:30 (開場は17時半)
会場: 仙台市市民活動サポートセンター +オンラインZoom
参加費:会場 1500円(お茶と菓子つき)/Zoom 1000円

【会場】
仙台市市民活動サポートセンター  6階 セミナーホール
(仙台市青葉区一番町4-1-3)

【参加申込】
・会場参加の方は、事前手続きなしに直接に来られても構いませんが、事前申し込みをしていただければ資料を用意いたします
・オンラインで参加される方は氏名・参加方法を明記のうえ、新医協事務局へ「東北・宮城支部講演会 参加希望」とメールをください。
メール:kouen@shinikyo.com

新医協(新日本医師協会)東北・宮城支部 主催


第4回 新医協(新日本医師協会) 
東北・宮城支部 市民講演会

1. 認知症の予防と備え
 認知症を持っている65歳以上の高齢者は2025年には5.4人に1人(18.5%)、約675万人になると推定されています。加えて3万6千人の若年性認知症を持っている方がいます。
元々、人の認知機能にはその人の個人史が強く影響すると言われています。イギリスの医学雑誌によれば若年期から中年期を経て、高齢期まで個人史上のさまざまな事柄が認知症の発症に関連していることが示されています。こうした最新の知見から認知症の予防と備えについてお話しいたします。
👤今田 隆一(坂総合クリニック宮城県認知症疾患医療センター/新医協会長)

2. 魯迅の仙台留学百二十年
 今年は魯迅が仙台医学専門学校に留学して120年の記念すべき年にあたります。また彼が在学中、解剖学ノートに懇切丁寧な添削を行い、後年の作品「藤野先生」でよく知られることになった藤野厳九郎教授(以下、「藤野」と略します)の生誕150年でもあります。この度、私は「魯迅の仙台留学−『藤野先生』と『医学筆記』」を上梓いたしました。その中から講演前半では、NHKの「チコちゃんに叱られる」でお馴染みの順天堂大学医学部教授の坂井建雄さんの論文から藤野が魯迅の添削を始めた時期と理由についてのくだりの紹介を、講演後半では藤野の添削文のうち、一番目立つ(おそらく1千箇所を超える)句点「。」(マル)の補完について、その理由と始めた契機、そこに込められた藤野の真意についての私の考えを話します。
👤大村 泉(東北大学名誉教授(経済学)/魯迅東北大学留学百周年史編集委員会・代表)

日時:2024年9月27日(金)18:00‐20:30 (開場は17時半)
会場: 仙台市市民活動サポートセンター +オンラインZoom
参加費:会場 1500円(お茶と菓子つき)/Zoom 1000円

【会場】
仙台市市民活動サポートセンター  6階 セミナーホール
(仙台市青葉区一番町4-1-3)

新医協(新日本医師協会)東北・宮城支部 主催


第3回 新医協(新日本医師協会) 
東北・宮城支部 市民講演会

 前回2月に行った新医協・東北宮城支部市民講演会につづき、第3回目を下記の要領で行います。会員・市民の皆様のご参加をお待ちしております。なお参加には事前申し込みが必要です。手続きは下段をご参照ください。

講演1 自立型コミュニティーづくりで、被災者の自発的意思に寄り添う能登の復興を
👤遠州尋美(みやぎ震災復興研究センター事務局長、「東日本大震災100の教訓」編集者、大阪経済大学名誉教授)

講演2 なぜ今、コミュニティーにコンパッションが必要なのか―若者の視点から―
👤伊藤明日香(オンライン青年対話サークル、コンパッションを考える若者の会代表、コミュニティーナース)

日時:2024年7月18日(木)18:00‐20:30 (開場は17時半)
会場: 仙台市市民活動サポートセンター +オンラインZoom
参加費:会場 1500円(お茶と菓子つき)/Zoom 1000円

【会場】
仙台市市民活動サポートセンター 6階 セミナーホール
(仙台市青葉区一番町4-1-3)

新医協(新日本医師協会)東北・宮城支部 主催


第2回新医協(新日本医師協会) 東北・宮城支部 市民講演会

昨年6月に行った新医協東北宮城支部の結成・再建市民講演会につづき、第2回目の市民講演会を下記の要領で行います。会員・市民の皆様のご参加をお待ちしております。なお参加には事前申し込みが必要です。手続きは下段をご参照ください。

演題1 居心地のよい語らいの場を作って10年の歩み ― 涌谷町の「まちかど保健室から」
👤鈴木由美氏と三人の仲間たち

演題2 安楽死と延命の分岐点 ― 人権と幸福
👤尾崎恭一氏(放送大学埼玉G.C.非常勤講師、日本臨床死生学会常任理事、元埼玉学園大学子ども発達学科・教授、元東京薬科大学客員教授、元埼玉協同病院倫理委員)

日時:2024年2月16日(金)18:00‐20:30 (開場は17時半)
会場: 仙台市市民活動サポートセンター +オンラインZoom
参加費:会場 1500円(お茶と菓子つき)/Zoom 500円


宮城・東北支部結成講演会

 東北は戦前東北帝大に社会医学研究会を立ち上げ、結核と貧困に取り組んだ高橋実(後の坂病院院長・民医連会長)を産み出し、沢内村の老人・乳幼児死亡ゼロを実現するなど、先進的な国保事業を展開し、その輪を全国に広げる役割を果たしてきました。新医協会長も二代続けて東北から輩出しています。
 支部活動が休止していましたが、この間宮城だけでも会員数が二けたに達し、いよいよ支部としての活動を始動したいと思います。
 東北の医学・医療・保健・福祉の分野に人権と平和、民主主義を実現するスタートダッシュとして2人の講演を皮切りに大いに語り合いましょう。

<講演内容>
新医協(新日本医師協会)とは-歴史と現在-
👤今田隆一(新医協会長、認知症専門医・脳神経・外科医師)

ヒトはなぜ子どもを集団で育てる道を選んだか~保育の原点を探る
👤岩倉政城(新医協顧問、尚絅学院大学名誉教授・歯科医師)

日時:2023年5月19日 (金)18:00〜20:00(開場17時30分)
会場:仙台市市民活動サポートセンター 4F研修室5
参加費:会場1000円(茶菓子付)定員30名/オンラインZoom:500円
◆会場では懇親会を会終了後予定しています◆