2025.9.27 関西研究集会
-
今秋、新医協関西研究集会を開催したいと思います。
今回は先般『乳幼児の発達と睡眠』を上梓した杉田義郎先生と相馬範子先生から生体リズムと睡眠、障害児の発達と睡眠について講演していただきます。さらに高島隆太郎先生からは子どもの口だけでなくからだ全体を見る保育歯科の実践から見えてきた子どもの発育のつまずきの原因と支援について講演していただきます。
多数の皆様のご参加をお待ちしております。乳幼児の生体リズムと睡眠
杉田 義郎(大阪大学名誉教授/精神科医師)
障害児の発達と睡眠
相馬 範子(子ども子育て支援複合施設「なかまの杜」代表)
子どもの発育のつまずきの原因と支援
高島 隆太郎(大阪 タカシマデンタルクリニック院長 歯科医師)
司会:長瀬文雄(淀川勤労者厚生協会)
- 日 時
- 2025年9月27日(土)13:30~17:00
- 会 場
- 大阪民医連会議室 + オンラインZoom
- 参加費
- 新医協会員1000円/一般2000円
- 定 員
- 会場 名 / Zoom 90名
申込方法
参加申込フォームでお申込み後、自動返信メールの内容に従って、下記口座等に参加費をお振込み下さい。
▶オンライン参加される方にはご入金確認後に受講票(ID,PW)等をお送りいたします。また、資料は集会当日までに郵送いたします。
▶会場参加される方の資料は当日会場でお渡しいたします。
※申込は集会の1週間前で締め切らせていただきます。資料の郵送があるため、お申込みが間近となる場合はお問い合わせください。
郵便振替
00170-9-180753 新日本医師協会(通信欄に講演名・参加者名を明記)

【会場】
大阪民医連会議室
(大阪市中央区南本町2ー1ー8 創建本町ビル2F)
※Google MAPこちらから
地下鉄・中央線、堺筋線の「堺筋本町駅」下車。
9番出口の左手にローソンが見える。その方向へ進み、
ローソンを左に曲がり、ドラックストアー隣のビル。
【Zoom受講にあたりお願い】
私たちは、会場で対面して受講するような環境を目指しています。
●受講中は、「顔を映すこと」と「名前の表記」が必須になります。講義中に一定時間顔が映らない際は、「待機室」に移動しますのでご注意ください。もし端末機器から離れる際は、「チャット」機能で
" 新医協事務局あて" に、その旨を伝えて下さい。匿名参加者を交えては気持ちよく問いかけが出来ません。匿名性が担保されてしまうネット上では、情報の漏洩が簡単になされてしまいますので、規制を強くしていますことご了承下さい。
●本配信の録画・録音は元より、講義資料のコピー厳禁、SNS 等や第三者へのURL 転送、転記は固くお断りいたします。
●当日のキャンセル・不参加による払い戻しはいたしません。

杉田 義郎(すぎた よしろう)
大阪大学名誉教授/精神科医師
1948年大阪市生まれ。73年大阪大学医学部卒業。同年より大阪大学医学部附属病院で研修。78年大阪大学医学部精神科助手を経て、96年より大阪大学健康体育部教授。97年大阪大学健康体育部保健センター長兼務、2004年大阪大学保健センター長兼務、05年大阪大学保健センター教授、06年大阪大学医学部附属病院睡眠医療センター
副センター長兼務、13年大阪大学名誉教授、他、現在に至る。
<著書>共著『乳幼児の発達と睡眠』(新医協2024年)、『こころと眠りの健康 心の医学新書』(メディカルレビュー社デジタル編集企画部2006年)、共著『スポーツ精神医学』(診断と治療社)、『睡眠学』(朝倉書店)、『「精神疾患における睡眠障害の対応と治療」専門医のための精神科臨床リュミエール8』(中山書店)、『学生と健康―若者のためのヘルスリテラシー』(南江堂)、ほか。

相馬 範子 (そうま のりこ)
子ども子育て支援複合施設「なかまの杜」代表
1958年生まれ。1985年、障碍児通園施設「つむぎ子ども教室」を主宰。1988年「つむぎ子育て研究所」を設立。
2004年「ムーミン保育園」園長、2008年「あそびの杜保育園」園長、2015年「ろぜっと保育園」園長を経て2024年より現職、子ども子育て支援複合施設「なかまの杜」代表を務める。
子どもの「生体の生活リズム」と発達に関する科学的理論を基に、発達の遅れや障害がある子どもたちの相談と講演活動などを行なう。
<著書>共著『乳幼児の発達と睡眠』(新医協2024年)『生活リズムでいきいき脳を育てる: 子育ての科学98のポイント』(合同出版2009年)、『障害児が変わる!脳・からだ・こころを目覚めさせる科学的発達支援』(合同出版2018年)、ほか。

高島 隆太郎(たかしま りゅうたろう)
タカシマデンタルクリニック院長 歯科医師
1979年大阪生まれ。2003年大阪歯科大学卒業後に同大学大学院に進学し健康医学に関する研究に従事し研究者を目指す。2004年小児歯科専門医であった父の他界ともに研究者となる道から歯科臨床家へと志を変更。2007年大阪歯科大学大学院口腔衛生学修了(博士号取得)。2008年タカシマデンタルクリニックを開業し、予防歯科医学を中心に据えた診療を行う。
その後2人の娘を授かったことを契機に子どもの発育を身近に感じるようになり現在は子どもの口だけでなく生活リズム、睡眠、遊びなど子ども全体を見る診療(保育歯科)を行っている。また口腔機能の質は人生早期に決定するため月一の「赤ちゃんとお母さんの母親教室」を10年間行ってきた。最近その内容を一冊の絵本にして子育て中の全国のお母さんたちに頒布する活動を行っている。
<著書>共著『全身に目を向けて、変わる、広がる 子どもの口腔機能を育む取り組み』(2019 クインテッセンス株式会社)、『タカシマ先生の健口な子育てえほん』(2024)

『乳幼児の発達と睡眠
~夜の睡眠とおひるね~』
筆者:杉田義郎 大阪大学名誉教授/精神科医師
筆者:相馬範子 子ども子育て支援複合施設「なかまの杜」代表兼「ろぜっと保育園」前園長
[第1部 乳幼児の生体リズムと睡眠]
1章 乳幼児期における睡眠の発達
2章 現代日本の睡眠事情
[第2部 障害児の発達と睡眠]
1章 どの子も可能な限り発達を保障する保育実践例
2章 障害や育ちの弱さがある乳幼児の発達課題と睡眠について
3章 発達の保障は家庭との連携のなかで
[保育士さんからの睡眠に関するQ&A]
[巻末付録]
障害や育ちに弱さや遅れがある子の未発達な状態と課題
✔チェックリスト
命を守り育てる脳の働き✔チェックリスト
▶詳細はこちらから