子どもの心を育む
子どもと心を通わせ、主体としての心の育ちを支えるために
現代は少子化の中で「子どもに力をつけさせる」ことが、もてはやされる社会です。幼児の時から英会話や習い事、息つく時間もありません。子どもと大人の「心」のすれ違い、今こそ子どもと心を通わせ、子どもの心を育てていくことの大切さが求められています。
今回の講演では、子どもの心の育ちとは何か、それを支えていくために保育者にどのようなことが求められるのか、基本的なイメージをお話していただきます。そのイメージを日々の実践につなげていくために、保育場面でのエピソードを取り上げ、そこで生じている子どもと保育者の心の交流や、子どもの心の変化を具体的に解明していただきます。
- 日 時
- 2024年10月31日(木) 18:30 ~ 21:00
- 会 場
- オンラインZoom
- 講 師
- 大倉 得史
- 参加費
- 新医協会員 1,500円 / 一般 3,500円
- 定 員
- Zoom 90名
申込方法
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ご入金確認後に受講票(ID,PW)等をお送りいたします。
※申込は資料を郵送いたしますので講演日の1週間前で締め切らせていただきます。
郵便振替
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大倉 得史 (おおくら とくし)
京都大学大学院人間・環境学研究科 教授
専門は発達心理学、保育学、法心理学。公認心理師、臨床心理士。
主な単著に『拡散 diffusion―「アイデンティティ」をめぐり僕達は、今』(ミネルヴァ書房)、『大学における発達障害者支援を考える』(中川書店)、『語り合う質的心理学』(ナカニシヤ出版)、『育てる者への発達心理学―関係発達論入門』(ナカニシヤ出版)、『「語り合い」のアイデンティティ心理学』(京都大学学術出版会)など。その他共著に『保育の心理学Ⅰ』(大学図書出版)、『アイデンティティ研究ハンドブック』(ナカニシヤ書店)、『尼崎事件―支配と服従の心理分析』(現代人文社)、『子どもとむかいあう 教育・保育実践の記述、省察、対話』(Ratik)、『先生、ボクたちのこときらいになったからいなくなっちゃったの? 子ども不在の保育行政に立ち向かう』(ひとなる書房)、『あなたと生きる発達心理学』(ナカニシヤ出版)、『子ども家庭福祉専門職のための子育て支援入門』(ミネルヴァ書房)など。