新医協は7月28日に下記の声明を発表しました。(PDF版はこちらから)
[声明]
ミャンマー国軍の民主化活動家4人の処刑に抗議する
2022年7月28日
新医協(新日本医師協会)常任理事会
今回ミャンマー国軍が行った民主化活動家4人の処刑に対し、深い悲しみとともに強い抗議を行います。
新医協はミャンマー国軍への不服従を口実に医療介護従事者に向けられた迫害に対して抗議声明を発表してきました。
世界的にも東南アジア諸国連合(ASEAN)やグテレス国連事務総長他、各国の政府や多くの団体、個人がミャンマー軍政にこれ以上暴力的な行為は行わないようにと表明してきました。軍政による死刑判決についてもその執行停止を求めてきました。これら世界の声に対する理不尽な挑戦です。
再度ミャンマー軍政にこれ以上の暴力的な行為を中止するよう、強く求めます。
この間日本政府は軍事クーデターを非難しながら、継続中の政府開発援助(ODA)を実行し、防衛大学校への国軍留学生を受け入れ、安倍晋三元首相の「国葬」への招待とも取れる行動をとっています。
新医協は日本政府に対しても、民主主義を踏みにじったミャンマー軍事政府に対して毅然とした態度表明を求めます。